最近、フリーエージェント制度に関する問い合わせが増えてきた。 みんな生き方、働き方を模索中である。私も同じだからあまり偉そうなことは言えないが、私なりの考え方を伝える努力をしている。 私の考えるフリーエージェントとは、「組織にぶら下がらず、やりたいことをやって、食っていける人」である。 これまでの日本社会では「食ってはいけている」が、「やりたいことをやっているか?」と聞かれて「もちろん!」と答えられる人というのは少なかった。やりたいことをやっていないのなら何をやっているのかと言うと、自分の属する組織から指示されることをやっていた。つまり組織にぶら下がっていたのである。逆に「組織にぶら下がらず、やりたいことをやっている」人というのはなかなか社会に認められる存在ではなかった。社会的地位も低かったのである。そのひずみが現在の日本に蔓延する閉塞感を生み出している。 これからは違う。 プロジェトごとにフリーエージェントが集まり、そのプロジェクトが終ればまた次のプロジェクトを求めて散らばっていく。企業の多くが副業禁止規定を廃止する中、企業に属していてもそこにぶら下がらずに生きている人間ももちろんフリーエージェントとして参加できる。逆に組織に属してはいないものの、何をやっていいのかわからないフリーターのような人間が参加できるプロジェクトはない。自らのモチベーションを高めて参加する人でなければ参加する資格はないのである。 フリーエージェントによるプロジェクトに適した仕事はいくらでもある。それはみんな薄々気付いていることである。 あとはいかにうまくそんな仕事をプロジェクト・ベースで成功に導いていくかだけだ。 フリーエージェントが日本を変えていく!
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Life is about the people you meet, and the things you create with them.
Recruiter / Japan Market Entry Consultant
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