表向きは違っても、本質は同じというものは多い。 私の家系は代々教育者である。 なのに私は独立して人材ビジネスなんかをやっている。 傍から見るとやっていることはまったく違う。 しかし実はやっていることの本質は同じである。 どちらの仕事も、人の可能性を最大限に引き出すという意味では・・・。 ただし同じ仕事でも、心構え次第では「本質」は違ってくる。 何かを丸暗記させることや、人の適性などを考えずに言われるままに仕事を紹介することも出来る。それは、「人の可能性を引き出す」ことにはならない。 何のために自分はこの仕事をしているのか、また、この仕事をしたいのか? 説明できない人がいる。 喋りの上手い営業マンが商品・サービスについてスラスラと説明してくれる。でも、なんでそれを売っているのか?自分の会社はどういう考えでそれらを売っているのか?説明できない人がいる。そもそも、そんなことは考えていないらしい。 ここ最近頻発してきた企業不祥事の根源はここにあるのではないか? ただの金儲けとして仕事をしている人がいる限り、不祥事はなくならない。 物事の本質を見極めること。 これが出来ないと、仕事をしていても楽しくはないだろうし、良い転職も望めない。